2018年01月24日

ムーンチャイルド/アレイスター・クロウリー 追記あり

ムーンチャイルド (創元推理文庫) -
ムーンチャイルド (創元推理文庫) -

遅ればせながら、あけましておめでとうございます

新年当初、アレイスター・クロウリーの新訳をある古書店(サイン会付き)に買いに行こうと思っていたのですが、体調がかんばしくない事情もあり、やむなく古書通販にしました。
該当書籍は少々高価な本でもあり、もう少し読みやすく安価な文庫を探したところ、喰い付きのよさそうな(?)著者ならではの個性的なファンタジーホラー小説が見つかって購入しました☀

クロウリーの魔法書などはある程度の知識がないと読み難いでしょうが、小説は割合読みやすい(それでも素直に読み進めるつもりだと、内容に拒否されます)と思います。
ラヴクラフト等特異な恐怖作家を理解する際の例に倣って、初めは年譜や後書きで予備知識を仕入れます。次に、読みやすそうな章からバラバラに(概略を理解してから)読んで行きます。

はっきり言って、今までの(違法な諸事に手を染める、麻薬中毒者、変わり者などの)クロウリー観(正確な感想でなく偏見)を抱いていたので大損してました。
本小説には少し人生を(黒方面に)逸脱した人間には頷ける言葉や文章が綺羅星のごとく輝いています
神智学者や思想学者、魔法書著者など、パロディの元ネタには(少しは分かりますが)そんなに詳しくないので、もっと知れれば抱腹絶倒かもしれません。

タオ(道)の達人や、仏教徒が登場するところから、クロウリーは東洋系思想や術にも憧憬が深いのだな~と(魔法を極めれば当然かもしれませんが)思えます。
世に蔓延るどうしようもない暗部の堕落を罵倒し、彼なりに解釈して昇華する小説なのではと。

読破後にまた追記しますので、よろしくお願いします。

追記:
これで何度目かの読み返しをしております。
訳者あとがき(P465~)に、翻訳者が最も好きな晩年のエピソードが載っているので購入されたらぜひご一読を。
永らく抱いていた例の画像(wiki参照)のイメージを払拭するに十分な印象を持ちました。
患っていた喘息も吹き飛ぶ、純粋な愛国青年の行動ですね!
我が愛聴するオジー・オズボーンの曲「Mr.クロウリー」の中のMr.Charming(魅力的な男)という歌詞に相応しい人となりだと思います。
小説の主要人物や物事(ブラヴァツキー、薔薇十字、黄金の夜明け団等)についても、今までオカルトや精神世界に深い興味を持たなければいったい誰?でしょうから、それらに興味を持つきっかけとなった人生のさまざまな苦難も、本書を読み解く恵みの素材になりました。
これからも折に触れ、端々でも有意義に読んでいこうと思っております。



ブログランキングに参加しています。よろしければ一日一回のクリックをお願いしますm(__)m

にほんブログ村 本ブログへ ブログランキングならblogram


ありがとうございます。

posted by 月詠にゃんたろう at 19:01| Comment(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントの返信は、記事に言及等こちらの必要とする場合以外はしないことに致しました。申し訳ありませんがご了承を願います。
Posted by にゃんたろう at 2018年04月02日 15:33
コメントを書く
コチラをクリックしてください